もう少し、高校野球を例えにして、ご案内していきましょう。
選手が毎年入れ替わっても、チームとしては『常に勝ち続けられる』…
そんなチームには、名監督と共に、「勝てるチーム」「甲子園に出場するチーム」の
『DNAとでも呼ぶべきもの』が形成され、それが脈々と受け継がれていたりもします。
まず最初に、
自分達は甲子園を目指すチームである…という
組織としての高い自己満足値、高い目標バー。
次に、
それを達成するべく、引き継がれていく
ノウハウ、スキル、知識、そして風土。
三つめに、
それを支える、練習メニューやプログラム、
充実したグランドや練習用具などのインフラ。などです。
これらによって、毎年どんなに“ 選手 = 人 ”が入れ替わり続けても、
組織やチームとしての
『次元の高いセルフイメージ』
『次元の高い基準値』
『高いスタンダードレベル』 は、
変わらずに脈々と受け継がれていきます。
このことを企業さまや各店舗にあてはめる時、アルバイト・パートさんの
比率が高いからこそ参考にしたくなることが、たくさん見て取れます。
最初の、
自分達は甲子園を目指すチームである…という
組織としての高い自己満足値、高い目標バーはいかがでしょう。
これは、甲子園を目指す高校に集う選手達がそうであるように、
『募集』・『受付』から『面接』・『選考』という、
「組織創りの入り口」がポイントになってきそうです。
次の、
引き継がれていくノウハウ、スキル、知識、そして風土はいかがでしょう。
これは、『採用』したあとの『導入』や『定着』、
『育成』段階がポイントになるでしょう。
三つめの、
練習メニューやプログラム、
充実したグランドや練習用具などのインフラはいかがでしょう。
これは、育てた人材が活き活きと『活躍』し、
そして期待以上に“更に”『活性』するしかけと関係がありそうです。

これらを改めて整理してみると、『募集』活動から『活性』までの「10のステップ」は、
大きく分けると、『集める!!』『つかむ!!』『育てる!!』『活かす!!』という 4つの側面 を持っていることがわかります。
人 ”が入れ替わり続けても、『組織やチームとしての高いセルフイメージ』、 『高い基準値』、『高いスタンダードレベル』 が、
変わらずに受け継がれていく組織やチーム創り。
そのコツは、『集める!!』『つかむ!!』『育てる!!』『活かす!!』という
4つの側面がポイントになって脈々と受 け継がれていく…とも言えるでしょう。 2011.03.09